Flexfit インタビュー
アメリカの老舗キャップメーカーFlexfit LLCにインタビュー!
彼らが考えるキャップ業界のイノベーションとは?
機能性に優れたストレッチフィットキャップの誕生から2022年の新作までたっぷりお伺いしました。
–まず、はじめに。Flexfit LLCの歴史について教えて下さい。
Flexfit LLCマネージメント担当者(以下Flexfit):Flexfitは、1994年に私たちの前身であるYupoong,Incのアメリカの代理店として、そして、自社ブランドのFlexfitのキャップをはじめとしたヘッドウェアの製造販売をスタートさせました。
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–創業から28年。これまでを振り返られていかがですか?
Flexfit:私たちのビジョンは、『帽子業界にキャップでイノベーションを起こすこと』を唯一として掲げています。その言葉の通り、キャップの細部に至るまでかなり正確に、常に情熱を持って研究を行っています。洗練された職人技によって、革新的な製品を開発しながら改善を重ねることは、何年も変わらずに続けていることです。また、私たちは自分たちの意見に凝り固まることなく『オープンマインド』な文化で、他の人や物事にも興味を持ち、積極的にそれらを受け入れています。その心構えがあるからでしょうか、顧客が望む気配りのあるデザインと、質の高いエンジニアリングを核として、帽子産業の世界では先駆者のような立ち位置としてコレクションを増やし続けています。クリエイティブやイノベーションを絶え間なく追及することは、言わば私たちのDNAに刻まれているのでしょう。
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–Flexfitといえば、オリジナルの『ストレッチフィットキャップ』の発売当初、スポーツ界をはじめ、ストリートファッションブランドまで多くの支持を集めたことが衝撃的でした。
Flexfit:Flexfitという名前の通り、『ストレッチフィットキャップ』に代表される、Flexfit110® 、Flexfit210®、Flexfit Delta®が、他に類を見ない快適さとスタイルを提供できているのは、まさしくYupoong,IncのYP Classics®なしでは、これらの商品の発明はなかったでしょう。YP Classics®に革新的な変化を与えたことで、Flexfitが『ストレッチフィットキャップ』を世に送り出すことができ、私たちの幅広い品揃えをご覧いただくことで、製品が進化し続けていることをお分かりいただけると思います。
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–これまで世界中でヘッドウェアを製造販売する会社として、第一線を走り続けられる秘訣は何だとお考えですか?
Flexfit:私たちがこれまで変わらず維持し続けていることは、『顧客に対して高品質で特別なキャップを提供する』を明言していることです。そして、ビジネスを遂行する上で、誠実であり、原則的で倫理を重んじることを基盤として持っています。それは、顧客、従業員など私たちのコミュニティ全体にしっかりと利益をもたらすことこそが責任と目標であると信じているからです。
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–変わらない確固たる信念が企業を成長させるヒントでもある、ということですね。
さて、Flexfit110®、Flexfit210®、Flexfit Delta®の『ストレッチフィットキャップ』の人気は、現在アメリカではどのような方たちに人気ですか?
Flexfit:メインは、スポーツ業界です。特にゴルフですかね。トラヴィスマシューやG/FOREといったゴルフブランドです。
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–ビアトランスポーツはストリートファッションを扱うお客様が多いのでYP Classics®のラインナップが人気なのですが、アメリカでは、ClassicsのラインナップよりもFlexfit Delta®などの『ストレッチフィットキャップ』が主力だと思います。その理由をどうお考えですか?
Flexfit:まず、Flexfit Delta®に見るアメリカでの人気は、より軽く、より滑らか、そしてスマートさを兼ね備えているという点です。発売以来、その革新的なメカニズムと進歩的な機能でキャップ業界に革命をもたらしてきました。また特許取得済のステインブロックテクノロジーと3層のスウェットバンドを搭載しているので、スウェットフリーになっています。アスリートたちに愛される理由は、このような高機能を持ちながら、シームレスなボンディング仕上げで豪華な外観を提供できているというところだと思います。
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–2022年の新作についてお聞かせください。
Flexfit:2022年の新作は、今月末にリリースされました。YP Classics®からは6389 PETRO SNAPBACK CAPと6606VC VEIL CAMO™ RETRO TRUCKER CAP、
Flexfitからは6277VC VEIL CAMO™ CAPと6100NU ® CAPの 4つです。
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–この2年間はCovid19で世界中が変わった年でした。アパレル業界もその1つです。
どのようにこの困難を乗り越えられましたか?
Flexfit:ご存じの通り、燃油の高騰により海上輸送と航空輸送のコストが大幅に増加しました。また、新型コロナウイルスの影響でアジアにある工場が閉鎖された為に、顧客からの入荷待ちが増え、比例するように帽子の需要は加速しました。それでも私たちとしては、顧客に対して前受け金などを発生させることなく入荷待ちの対応に全力を注いでいます。
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–ここ日本でも、在宅勤務の増加や人々のライフスタイルの考え方の変化で経済は大きく変わりました。アメリカの現状をお聞かせいただけますか?
Flexfit:私たちも少しの間は在宅勤務をしていましたが、昨年4月頃にオフィスで仕事を再開しました。まだ今もマスクも着用している状態ですし、ショールームは未だにお客様へ開放していません。早く開放できることを願っている状態です。
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–環境問題について。日本は世界と比較してもかなり遅れを取っています。欧米諸国では、「サステナブル」という言葉が生活の一部にありますが、今後ファッション業界はどのように変化すると思いますか?
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Flexfit:私たちの製品にも「サステナブル」に目を向ける傾向は確かにあって、製造プロセスの中で、環境に優しいものを取り入れています。例えば、「RescuedandRenewed」
というキャンペーンの一貫で製作されたリサイクルのペットボトルの素材から作られた6606R YP CLASSICS® RECYCLED MESH RETRO TRUCKER CAPや110R FLEXFIT 110® RECYCLED MESH CAP、水とエネルギー、化学薬品を出来るだけ使用せずに作った6245EC YP CLASSICS® ECOWASH™ DAD CAPなどがあります。
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–最後に、Flexfitのファンの皆様へメッセージをお願いします。
Flexfit:いつも私たちをサポートしてくださり有難うございます!私たちは日本の皆さんのことが大好きです。これからもよろしくお願いします!
こちらのリンクよりFLEXFIT最新のカタログをご覧ください。
株式会社ビアトランスポーツ
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